Ryze Techから発売されているドローン【Tello】を購入しようか検討しています。
買ってから後悔したくないので誰か使ったことがある方レビューをお願いします。
このような声に応えて参考となる記事を用意しました。
こちらの記事では初心者用ドローン【Tello】を使ってみてのメリットやデメリット、初心者でも扱えるか等のレビューをしていきます。
私は【Tello】を3年以上使っています。
最初に言っておくと初心者に使いやすいドローンやもっと価格の安いドローンは他にもたくさんあります。
しかし【Tello】は性能の割に比較的安く購入できる上、超初心者に扱いやすいです。
これからドローンを始めたいという方に特におススメですので参考にしてくださいね。
こちらの記事を見ていただくことで
【Tello】を実際に使ってみての
デメリット
メリット
おススメ出来ない人
おススメな人
購入方法
スペック
が分かります。
【結論】
【Tello】は
ドローンを試してみたい方におススメ
↑【Tello】外箱
↑【Tello】は
スマホサイズ
【Tello】はこれからドローンを始める方のお試し用として最適です。
【ドローン】の語源は諸説ありますが、雄バチ(英語でdrone)からきていると言われています。
なぜかというとハチの飛ぶ音がプロペラが回る音に似ているからだそうです。
航空機を無人で遠隔操作する試みは1930年代から始まったとされており、英国で初めて作られたドローンはQueen Beeと命名されました。
その後、米国でも1940年に製作され、英国のQueen Bee(女王蜂)に敬意を表し、ドローン(雄蜂)と命名した歴史があります。
このように、ドローンの由来は諸説ありますが、結構昔から存在したようです。
【Tello】の特徴を紹介
↑機体横に充電用
マイクロB端子
↑反対側に
電源スイッチ
↑胴体は
バッテリーが
入るだけの
空洞のみ
↑裏側もシンプル
Ryze Techは正式名称【Ryze Techology】といいます。
【Ryze Techology】はドローンで有名な中国のメーカー【DJI】とパソコンのCPUで有名なアメリカの【Intel】の最先端技術を駆使し【Tello】を生み出しました。
【Tello】
デメリット3つと対処法
①バッテリー1個で実質10分しか飛ばせない。
↑ブーストコンボに
付いてくる
充電ハブ
↑バッテリーを
3個まとめて
充電可能
【Tello】は1個のバッテリーで13分しか飛ばせないです。
スペックには13分と書いてありますが、風の影響などを考慮するとバッテリーの消耗が早いので
実質10分程度です。
例えば景色をじっくり撮影するような使い方は【Tello】には不可能です。
このように【Tello】の価格はお手頃で超初心者の方におススメですが、1回に飛ばせる時間が実質10分くらいです。
もう少し長く楽しみたい方はバッテリーが1個しか付いてこない単品ではなく、バッテリー3個と充電ハブがセットになったブーストコンボを購入しましょう。
②スマホだと操作しにくい
↑【Tello】は
仮想
コントローラー
↑指で
スライドすることで
操作できる
【Tello】はスマホと機体をWi-Fiで接続して使いますが、スマホだと操作しにくいです。
何故なら一般的なスマホゲームの様に仮想コントローラーを使うからです。
例えばDJIから発売されている初心者用ドローン【Mavic Mini】の場合だと送信機(リモコン)を使うので操作しやすいです。
このように【Tello】はスマホでの操作になるので、スマホでの操作が苦手な方は別売りのコントローラーを購入するか、他のドローンを検討しましょう。
過去にスマホのゲームでFFとかドラクエをやったことがありますが操作しにくいので別売りのコントローラーを購入した覚えがあります。
慣れもある程度ありますが、快適に操作するならやはり物理コントローラーが一番です。
今回も【Tello】用のコントローラーを購入してしまいました。
③1日に何回も飛ばすことは難しい
↑バッテリー1個で
13分の飛行
↑本体にバッテリーを
装着して充電
【Tello】は1日に何回も飛ばすことは不可能です。
何故ならバッテリー1個の充電に40分かかるからです。
実質10分しか飛ばせないバッテリーをフル充電するのに40分かかるので1日に何度も飛ばすという使い方は難しいです。
このように【Tello】のバッテリーの充電に時間がかかるので何回も飛ばしたい方はバッテリー3個と充電ハブがセットになったブーストコンボを購入しましょう。
私は最初からブーストコンボを購入しました。
バッテリー3個まとめて充電できるハブは非常に便利です。
USB充電器(コンセント)は別途用意が必要です。
超初心者用ドローン
【Tello】
メリット3つ
↑最初からプロペラガードが
付いているので安心です
①家の中でも飛ばせる
【Tello】は家の中でも飛ばせます。
何故なら【Tello】は超小型だから扱いやすいです。
しかも、プロペラガードが最初から付いた状態なので安全です。
このように【Tello】家の中でも飛行できるので初心者におススメです。
②安い
【Tello】は安いので購入しやすいです。
バッテリー3個と充電ハブがセットになったブーストコンボでも20000円を切ります。
この値段で500万画素の静止画とハイビジョン動画を撮れるのでかなりお得です。
このように【Tello】は低価格で十分な機能を備えていますので初心者の方におススメです。
10000円台から購入できるので、万が一紛失したり壊したり水没させても、損失が少ないです。
お試し用に最適です。
③SDカードが不要
【Tello】は保存用のSDカードが不要です。
何故ならスマホとWi-Fi接続して使うので、撮った画像や映像がスマホに保存されるからです。
例えばDJIから発売されている初心者用ドローン【Mavic Mini】の場合だと別途SDカードを準備する必要があります。
このように【Tello】はSDカードを準備しなくてもよく、スマホに保存されるので便利で使いやすいです。
撮ったすぐにLINEで送ったりできるので【Tello】は画像や映像の扱いが楽です。
超初心者用ドローン【Tello】
おススメ出来ない人の
パターン3つと対処法
①映像をじっくり撮りたい方
【Tello】は写真や動画をじっくり撮りたい方には向いていません。
何故なら飛行時間が実質10分程度なので「何を撮ろうかなー」と考えているうちに終わってしまいます。
バッテリーが3個付いているブーストコンボでも、10分経ったら帰還させてバッテリーを差し替えて再度飛ばすという作業が必要なので結構手間です。
このように【Tello】はじっくり映像を撮ることが出来ないので、ある程度自分が撮りたいものを前もって考えておいて計画的に飛ばすことをおススメします。
とりあえず空撮を試したい方には【Tello】は最適です。
②もっと広い範囲を撮りたい方
【Tello】は広い範囲を撮りたい方には不向きです。
何故なら【Tello】は高度30m、直線距離にして100mしか離れることが出来ないからです。
例えばDJIから発売されている初心者用ドローン【Mavic Mini】の場合は、物理的には高度150m、直線距離2Km向こうまで映像を撮ることが可能です。
このように【Tello】は広範囲に渡って映像を撮ることは難しいので、もっと広い範囲での撮影を検討している方は他のドローンをおススメします。
【Tello】100mくらい離れるとWi-Fiの電波が途切れて自動的に着陸します。
③本格的なドローンを楽しみたい方
【Tello】は本格的にドローンをやってみたい方には不向きです。
10000円台から買えるドローンとしてはかなり優秀ですが、飛ばす時間が限られているのでじっくり撮影は出来きないし、飛行をゆっくり楽しむという使い方は難しいです。
もっと余裕をもってドローンを楽しみたい方はDJIの【Mavic Mini】か【DJI Mini2】を検討しましょう。
このように、【Tello】はドローンを試しに使ってみて今後ステップアップしたい方の最初の1台としてはかなりおススメですが、最初から本格的にドローンをやりたいという方には不向きです。
超初心者用ドローン
【Tello】
おススメな人のパターン3つ
①近くに飛ばせる場所がない方
【Tello】は外で飛ばせるところが無い方に特におススメです。
何故なら、家の中でも安全に飛ばせるからです。
最初からプロペラガードが付いているので比較的安全です。
このように【Tello】は外で飛ばす環境が無い方におススメです。
②ドローンを試してみたい方
【Tello】はドローンを試してみたい方にピッタリです。
この金額でここまで本格的に使えるものは他には無いです。
試しに使ってみて、更に本格的にドローンをやりたければDJIの製品を購入すればよいと思います。
このように、【Tello】は初めてドローンを使う方に丁度良いです。
③機械が苦手な方
【Tello】はパソコンや機械が苦手な方でも使えると思います。
何故なら初期設定や使い方が非常に簡単だからです。
例えばDJIから発売されている初心者用ドローン【Mavic Mini】の場合だと【Tello】よりも初期設定が難しいです。
このように【Tello】の初期設定は5分程度で終わるため、初心者の方にもおススメです。
【Mavic Mini】の初期設定は少々てこずりましたが、【Tello】は超簡単でした。
初心者用ドローン
【Tello】
感動したスペック3つ
①機体が手のひらサイズ
【Tello】の機体はかなり小さいです。
バッテリーを入れる箇所もほぼ空洞で軽量化されています。
例えばDJIの【Mavic Mini】と比べるとかなりの違いがあります。
このように【Tello】は手のひらサイズのため初心者の方には超おススメです。
②手のひら着陸
【Tello】には通常の着陸とは別に【手のひら着陸】というのがあります。
どういうことかというと、手のひらを差し出すだけで自動的に手のひらに着陸できるというものです。
機体が手のひらサイズのため、出来る機能かと思います。
このように【Tello】には手のひらを差し出す自動帰還の機能が付いているので初心者の方でも安心です。
手のひら着陸をするには手のひら着陸ボタンを押して5秒以内に手のひらを差し出す必要があります。
プロペラでけがをするのが怖くて使おうとしましたが最初は怖くて使えませんでした。
1回使ってみたら全然問題なく使えましたのでおススメです。
③スマホとWi-Fi接続
【Tello】はスマホとWi-Fiで接続して使うことが可能です。
何故なら【Tello】自体にWi-Fiの電波が搭載されているからです。
なのでWi-Fiの電波が途切れると【Tello】はその場で着陸します。
このように【Tello】は電波が途切れると勝手に着陸するので怖くてあまり遠くには飛ばせないです。
【Tello】は100m遠くまで飛ばせるようにはなっていますが実際は100mまでいかなくてもWi-Fiが途切れます
超初心者用ドローン【Tello】
購入方法
アマゾンで買う
【Tello】はアマゾンで購入するのが一番おススメです。
何故かというと万が一初期不良があった場合は、簡単に返品できるからです。
私もこれまで購入したドローンはほとんどアマゾンでした。
このように【Tello】を購入するならアマゾンが一番おススメです。
私は買い物の90%はアマゾンです。
ドローンもほとんどアマゾンで買いました。
超初心者用ドローン【Tello】
購入するなら単品かブーストコンボか?
↑単品の場合
バッテリー1個
プロペラ1組4個
プロペラ交換用具
充電ケーブル
説明書
↑ブーストコンボ
左記に加えて
バッテリー2個
プロペラ予備1組4個
充電ハブ
購入する際に単品かブーストコンボというセットかで迷うかと思いますが、初めて購入する人にはブーストコンボがおすすめです。
バッテリーが余分に2個付くのと(合計3個)、バッテリーを3個まとめて充電できる充電ハブが付きます。
プロペラの替えも1組付くのでありがたいですね。
単品だと最低限のセットなので初心者の方ほどあとあと後悔します。
高いですが、迷ったらブーストコンボを購入しましょう。
私はブーストコンボに加えて持ち運び用のバッグと専用コントローラーも購入しました。
全部そろえると約25000円です。
【Tello】のスペック
【Tello】 | |
---|---|
重量 | 80g |
サイズ プロペラガード 無しの状態 | 幅98mm 奥行92.5mm 高さ41mm |
サイズ プロペラガード 有りの状態 | 幅177mm 奥行170mm 高さ41mm |
Wi-Fi | 802.11n |
充電ポート | マイクロUSB |
最大飛行距離 | 100m (直線距離で100m) |
最大高度 | 30m |
最大速度 | 1秒間に8m |
写真(JPG) | 500万画素 (2592×1936) |
動画(MP4) | HD720p30 フルHDではなく HD画質 |
【まとめ】
【Tello】は
ドローンを試しに使ってみたい方におススメ
以上、超初心者用ドローン【Tello】のレビューをお届けしました。
再度確認です。
【Tello】は
です。
【Tello】を早速購入して新しい世界へ飛び立ちましょう。
あなたのドローンライフがより豊かになることを願っています。
お気軽にコメントください