2022年5月20日に発売された最新ドローン
【DJI Mini 3 Pro】を購入しようか検討しています。
結構値が張るため、買ってから後悔したくないので誰か使ったことがある方のレビューをお願いします。
このような声に応えて参考となる記事を用意しました。
こちらの記事では【DJI Mini 3 Pro】を使ってみてのメリットやデメリット、初心者でも扱えるか等のレビューをしていきます。
私はDJI製ドローンのMiniシリーズを初代から持っており
という状況のアラウンドフォーティーです。
最初に言っておくと初心者に使いやすいドローンやもっと価格の安いドローンは他にもたくさんあります。
しかし【DJI Mini 3 Pro】は少々値が張りますが、初心者から上級者まで使え、スペックも素晴らしいので長い目で見ればお得に使えます。
これからドローンを始めたいという方やドローン中級者~上級者まで幅広く使えますので参考にしてくださいね。
こちらの記事を見ていただくことで
【DJI Mini 3 Pro】を実際に使ってみての
残念だったこと2つと対処法
メリット3つ
感動したスペック3つ
おススメ出来ない人
おススメな人
購入方法
主なスペック
が分かります。
【結論】
【DJI Mini 3 Pro】は
初心者の方や
本格的にドローンを楽しみたい方など
幅広くおススメ
【DJI Mini 3 Pro】はMiniシリーズの中で最もハイスペックなので、初心者から上級者まで幅広く使えます。
ドローンとは?
ドローンの語源は諸説ありますが、雄バチ(英語でdrone)からきていると言われています。
なぜかというとハチの飛ぶ音がプロペラが回る音に似ているからだそうです。
航空機を無人で遠隔操作する試みは1930年代から始まったとされており、英国で初めて作られたドローンはQueen Beeと命名されました。
その後、米国でも1940年に製作され、英国のQueen Bee(女王蜂)に敬意を表し、ドローン(雄蜂)と命名した歴史があります。
このように、ドローンの由来は諸説ありますが、結構昔から存在したようです。
【DJI Mini 3 Pro】とは?
ドローンの世界シェア70%を誇る中国の有名メーカーDJIから発売されたMiniシリーズ3代目です。
DJIはこれまで大型ドローンMavicシリーズを展開してきましたが更に小型のドローンであるMiniシリーズに挑戦してきました。
2019年に初代Mini【Mavic Mini】を、2020年に【DJI Mini2】を投下することで、ドローンを更に一般的なものとすることに成功。
【DJI Mini 3 Pro】はMiniシリーズの集大成とも言えます。
【DJI Mini 3 Pro】の特徴を紹介
↑機体はたたむと
スマホサイズ
↑送信機は
画面付き
↑必要最低限の装備は
整っています
↑かなりコンパクトで
場所を取りません
DJIのMiniシリーズとしては初めて送信機に画面が付きました。
相変わらずコンパクトで場所を取らないのは大きなメリットです。
2022年6月20日からの改正で200g→100g以上のドローンは航空法の規制の対象になりました。
これによってほとんどのドローンは自由には飛ばせなくなります。
Miniシリーズはこれまで200gという規制の範囲内になるように作られてきましたが、今回は規制の壁を破り、本格的なドローンとして生まれ変わりました。
【DJI Mini 3 Pro】
実際に使ってみて
残念だったこと2つと対処法
実際に使ってみて少し不満なことがあったので紹介します。
SDカードが入れにくい
プロペラホルダーが付いていない
以下で詳しく解説します。
SDカードが入れにくい
【DJI Mini 3 Pro】は機体にマイクロSDカードを取り付けて画像や映像を保存しますが、このSDカードが非常に挿入しづらいのです。
しかもSDカードの向きが一応表示されていますが、小さくて分かりにくいです。
SDカードをはめる時は指の爪でかなり奥まで押し込んでやらないとカチッとはまりません。
初代【Mavic Mini】や先代の【DJI Mini2】は取り付けは比較的簡単だったので残念です。
出来るだけSDカードは抜き差ししないようにしましょう。
パソコンで編集などされる場合はパソコンと直接ケーブルで接続しましょう。
スマホのようにデータ取り出すことが可能です。
どうしてもSDカードを抜き差ししたい場合の対処法を考えました。
SDカード延長アダプターです。
マイクロSDカードを先っちょに付けることで直接機体に抜き差しする必要が無く便利です。
大成功です。
SDカードの抜き差しが簡単になり、パソコンでの編集が楽になりました。
128GBも256GBも問題なく使えました。
アマゾンで購入できます。
プロペラホルダーが付いていない
ホルダーが無いとプロペラが雑
【DJI Mini 3 Pro】にはプロペラホルダーが付いていません。理由は分からないですが、経費節減と思われます。
カバンにしまうときにプロペラが引っかかるので収納しにくいです。
このように【DJI Mini 3 Pro】には【Fly More Kit】のセットにもプロペラホルダーが付いていないので別途購入した方が良いです。
10万越えのドローンなので、プロペラホルダーくらいは付けてほしいと思いました。
アマゾンで専用のプロペラホルダーを購入しました。
プロペラが保護されて、バッグにしまう時も引っかからず完璧です。
機体も保護されるのでおすすめです。
【DJI Mini 3 Pro】
実際に使ってみて感じた
メリット3つ
↑マイクロSDカードを
入れると
スクリーンショットが
撮れます
↑左側のタイプCは
後日対応の
フレームウェア更新
に使います
実際に使ってみて感じたメリットは以下の3つです。
動きがなめらかなので本格的な空撮が可能
飛行時間が長いので空撮がじっくりできる
スマホやタブレットが不要なのでかなり時短
順番に解説していきます。
①動きがなめらかなので本格的な空撮が可能
【DJI Mini 3 Pro】の飛行はかなり滑らかです。
初代【Mavic Mini】や先代の【DJI Mini2】は比較的ぎこちない飛行でしたが
【DJI Mini 3 Pro】は思った通りの飛行をしてくれます。
【Mavic Mini】や【DJI Mini2】の場合は、送信機を操作してから機体が動くまでの若干の遅れがありました。
しかし【DJI Mini 3 Pro】は操作した瞬間に機体が反応するような感じす。
このように【DJI Mini 3 Pro】は機体の反応が早いため、動きが滑らかで操作していても楽しいです。
Miniシリーズは確実に進化しています。
②飛行時間が長いので空撮がじっくりできる
【DJI Mini 3 Pro】は飛行時間が長くなりました。
初代の【Mavic Mini】や先代の
【DJI Mini2】がバッテリー1個で18分しか飛ばなかったのに対して
【DJI Mini 3 Pro】は最初から付いているバッテリーでも30分以上飛ばせます。
初代の【Mavic Mini】や先代の
【DJI Mini2】は飛行時間が短いので
飛ばす時は
事前に撮影する場所や状況を考えてからフライトに望む
という使い方が必要でしたが
【DJI Mini 3 Pro】は飛行時間が長くなったおかげで何も考えなくても、飛ばしてから撮る位置を決めたりできて、空撮がじっくりできるようになりました。
このように【DJI Mini 3 Pro】は飛行時間が長いので余裕をもって飛ばせることが可能です。
とりあえず飛ばしてからでも撮影する場所をじっくり決められます。
③スマホやタブレットが不要なのでかなり時短
【DJI Mini 3 Pro】はスマホやタブレットが不要です。なぜなら送信機に画面がセットされているからです。
いちいちスマホを準備して送信機とスマホをケーブルにつないでスマホのアプリを立ち上げてという工程が無くなりました。
そのため、飛行までの時間がかなり短縮され、ちょっとした時間でもドローンを飛ばすことが可能になりました。
このように【DJI Mini 3 Pro】は送信機と機体の電源を入れるだけですぐ使えるので簡単です。
面倒なのが嫌いな方に【DJI Mini 3 Pro】はおススメです。
【DJI Mini 3 Pro】
実際に使ってみて
感動したスペック3つ
実際に使ってみて感動したスペックは以下の3つです。
障害物を自動で回避
ジンバルの動きが進化
画面のスクショや録画が可能
以下で詳しく解説します。
障害物を自動で回避
【DJI Mini 3 Pro】は操作を間違えても何かにぶつかる心配がありません。
何故なら障害物を自動的に回避する機能があるからです。
初代【Mavic Mini】や先代の【DJI Mini2】は障害物があるとそのままぶつかっていましたが【DJI Mini 3 Pro】は迂回するか止まるかのどちらかなので安心です。
注意点として
機体上部にはセンサーが無い
ことです。
そのため、例えば家の中や体育館など、天井があるところで飛ばす時にはセンサーが効かないので注意しましょう。
このように【DJI Mini 3 Pro】には障害物を自動的に回避する機能があるので初心者の方にもおススメです。
ジンバルの動きが進化
【DJI Mini 3 Pro】はMiniシリーズとしては初めて縦撮りが出来るようになっています。なぜかというとカメラと機体をつなげるジンバルという部品の動きが進化したからです。
これにより
ボタン一つでカメラを縦撮りにできる
ようになりました。
また、ジンバルの動きが進化したことで、これまでカメラの垂直角度を変えるにはダイヤルを少しずつ動かすしか方法が無かったのが
ボタン一つで水平⇔90度下向き
をワンタッチで変えられるようになっています。
このように【DJI Mini 3 Pro】のジンバルの動きがかなり自由になっています。
SNS投稿をする方で縦の写真が都合が良い方には便利な機能です。
③画面のスクショや録画が可能
【DJI Mini 3 Pro】から送信機に画面が付くようになりました。
この画面はスマホと同じような機能が付いていて、
画面のスクリーンショット
画面の録画
が可能です。
画面の画像や映像は送信機のSDカードに保存が可能です。
このように【DJI Mini 3 Pro】はスクリーンショットや画面録画の機能が付いているので使いようによっては便利です。
最初、送信機にマイクロSDカードを取り付ける箇所があるので何のために使うのか不思議でした。
SDカードを入れないと画像や映像は保存できません。
【DJI Mini 3 Pro】
実際に使ってみて感じた
おススメ出来ない人
【DJI Mini 3 Pro】は試しに使ってみたい方には不向きです。
機体だけでも10万近くするので、簡単に購入しようとは思えないからです。
ドローンは飛ばす以上、故障や紛失の恐れがあるためリスクも考慮しなければなりません。
ドローン本体だけでなく
快適に使おうと思うと別売りのバッテリーなどアクセサリーを購入した方が良い
保険に加入しないと困る場合がある
などの費用もかかります。
このように【DJI Mini 3 Pro】は試しに買うには高価なので、まずはレンタルしてみるのがおすすめです。
リスク回避のために保険に加入するという方法がありますが、年間1万円近くします。
このようにドローンにはお金が結構かかります。
【DJI Mini 3 Pro】
実際に使ってみて感じた
おススメな人3パターン
実際に使ってみて感じた、【DJI Mini 3 Pro】をおすすめできる人3パターンは以下の通りです。
初心者でもドローンを長く大切に使う方
中級者~上級者の方
面倒な性格の方
順番に解説していきます。
初心者でもドローンを長く大切に使う方
初心者の方がドローンを大事に長く使う場合には【DJI Mini 3 Pro】はピッタリです。
なぜなら【DJI Mini 3 Pro】はMiniシリーズながら10万越えのため、初心者の方がお試し用に購入するには高いからです。
そこで考え方を変えて、初めてドローンを購入するけど長く大切に使っていきたいという方には【DJI Mini 3 Pro】はおススメです。
【DJI Mini 3 Pro】はMiniシリーズながらかなりハイスペックなので5年~10年くらいは古くならず使えます。
例えば【DJI Mini 3 Pro】は保険付きのフル装備で購入すると15万円くらいしますが10年使うと仮定すると1年に15000円です。
これだけのハイスペックマシンが年間15000円で使えるのならかなりお得です。
このように、【DJI Mini 3 Pro】は初めてドローンを使う方でも長く大切に使っていきたいという方におススメです。
私はMiniシリーズの初代から大切に使っています。
中級者~上級者の方
中級者~上級者の方にも【DJI Mini 3 Pro】はおススメです。
なぜなら【DJI Mini 3 Pro】はMiniシリーズながら
ズーム機能がある
4K動画対応
障害物センサー付き
などハイスペックマシンだからです。
【DJI Mini 3 Pro】は性能が充分なので、ドローンに慣れてきた人が本格的に始める1台として丁度良いです。
このように、【DJI Mini 3 Pro】は中級者から上級者まで幅広く使えます。
面倒な性格の方
【DJI Mini 3 Pro】は出来るだけ面倒なのは嫌という方におススメです。
なぜなら送信機に画面がセットされているため別途スマホやタブレットを用意する必要が無いからです。
送信機とケーブルをつなげたりという作業もないため、かなり楽です。
このように、【DJI Mini 3 Pro】は余分な作業が無く、電源を入れるだけですぐに飛ばせるので面倒な性格の方にはかなりおススメです。
私はMiniシリーズの初代から持っていますが、1と2はスマホやタブレットと接続しなければいけないので、使うのがついつい億劫になってしまいます。
【DJI Mini 3 Pro】はカバンから出してさっと使えるので本当に便利です。
【DJI Mini 3 Pro】
レンタル方法
DJI Mini 3 Proを試してみたい人にはレンタルがおすすめです。例えば【ドロサツ!!】ではDJI Mini 3 Proを2泊3日5000円くらいからレンタル可能です。
やはり試しに使ってみないと分からないことが多いです。
このように、DJI Mini 3 Proはレンタルしてみるのが一番です。
【DJI Mini 3 Pro】
購入方法
DJI Mini 3 Proの購入を決めている人は購入しましょう。
DJI Mini 3 Proを購入する方法は2つあります。
アマゾンや楽天などのネットショップで購入する
DJI公認の代理店オンラインショップで購入する
順番に説明していきます。
DJI公認の代理店で購入する
初心者の方におすすめなのがDJI公認の代理店で購入する方法です。
私もドローンに慣れない最初の頃は、代理店で購入しました。
代理店で購入すると、初期設定や使い方、保険の手続きなど電話やメールで相談できます。
このように、初心者の方は代理店で購入することをおすすめします。
アマゾンや楽天などのネットで買う
ドローン中級者以上の方やパソコン機械に慣れている方はアマゾンや楽天などのネットで購入するのがおススメです。
なぜかというと例えばアマゾンの場合、注文してすぐに届くからです。
更にアマゾンの場合、万が一初期不良があった場合も簡単に返品できるから便利です。
私もこれまで購入したドローンはほとんどアマゾンでした。
このように【DJI Mini 3 Pro】を購入するならアマゾンが一番おススメです。
私は買い物の90%はアマゾンです。
ドローンに慣れてからはほとんどアマゾンで買いました。
【DJI Mini 3 Pro】
実際に購入してみた感想
購入するなら単品かFly More Kitか?
↑単品の場合
バッテリー1個
プロペラ1組4個
プロペラ交換用具
C to Cケーブル
説明書
↑Fly Moreキット
左記に加えて
バッテリー2個
プロペラ予備1組4個
充電ハブ
A to Cケーブル
【DJI Mini 3 Pro】を購入する際に、
★単品だけ購入するか
★【Fly More Kit】というセットを併せて購入するか
で迷うかと思いますが
【DJI Mini 3 Pro】を購入する場合は【Fly More Kit】も併せて購入するのが断然おススメです。
なぜかというと47分飛行が可能なバッテリーが2個も付いているからです。
単品に付いている標準バッテリー1個(34分飛行可能)を合わせれば、1回に合計約2時間以上のフライトが楽しめます。
このように、【DJI Mini 3 Pro】を購入する際は、【Fly More Kit】も併せて購入するのがおススメです。
他にもプロペラの替えや充電ハブ、ケーブル、持ち運びできるバックなどがセットになっています。
全部揃えると15万円くらいになりますが、それだけの価値があります。
私はフルセットで購入しました。
【DJI Mini 3 Pro】
主なスペック
【DJI Mini 3 Pro】の主なスペックを紹介します。
【DJI Mini 3 Pro】 標準バッテリーの 場合 | |
---|---|
重量 (標準バッテリー含む) | 249g |
サイズ (折りたたんだ状態) | 幅9cm 奥行14.5cm 高さ6.2cm |
サイズ (展開時プロペラあり) | 幅36.2cm 奥行25.1cm 高さ7cm |
充電ポート | タイプC |
最大飛行距離 | 8000m |
最大高度 | 500m |
最大速度 | 1秒間に16m |
写真(JPG/DNG) | 最大4800万画素 (8064×6048) |
動画(MP4) | 最大4K60fps (3840×2160) |
最大飛行距離8000m、最大高度500mとなっていますが、物理的な数値です。
上空150m以上の空域で飛行は基本的に禁止されている
目視外での飛行は基本的に禁止されている
のように、実際に飛ばせる範囲は法律などで規制されていますので注意しましょう。
【まとめ】
【DJI Mini 3 Pro】は
初心者~上級者まで
幅広く使えます
以上、【DJI Mini 3 Pro】のレビューをお届けしました。
再度確認です。
【DJI Mini 3 Pro】は
です。
【DJI Mini 3 Pro】を早速購入して新しい世界へ飛び立ちましょう。
あなたのドローンライフがより豊かになることを願っています。
お気軽にコメントください