ドローン初心者です。
ドローンを飛ばすにはリモートIDが必須と聞きましたが、ドローンに付けるリモートIDが高額で購入できません。
何か良い方法は無いでしょうか?
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事ではドローンのリモートIDが高い事実について解説します。
今回の記事を見ていただくことで
などが理解でき、スムーズにドローンを始められます。
私はDJI製ドローンのMiniシリーズを初代から持っており
という状況のアラウンドフォーティーです。
最初に言っておきますが、2022年6月20日から航空法が改正され、100g以上のドローンは全てリモートIDを付けないと飛ばせなくなりました。しかし、
リモートIDが高額で買えないからドローンを飛ばすのを諦めた
という声が上がっているのも事実です。
これからドローンを始める方も、既にドローンを使っている人も、ぜひ参考にしてくださいね。
法律が難しくて仕組みが分からないのが原因です。
【結論】
リモートIDが高いのは事実!
ドローンに付けるリモートIDを探しましたが、確かに高いです。アマゾンや楽天で購入できますが、約4万円前後します。
任天堂SWITCHより高いです。
ドローンとは?
ドローンの語源は諸説ありますが、雄バチ(英語でdrone)からきていると言われています。
なぜかというとハチの飛ぶ音がプロペラが回る音に似ているからだそうです。
航空機を無人で遠隔操作する試みは1930年代から始まったとされており、英国で初めて作られたドローンはQueen Beeと命名されました。
その後、米国でも1940年に製作され、英国のQueen Bee(女王蜂)に敬意を表し、ドローン(雄蜂)と命名した歴史があります。
このように、ドローンの由来は諸説ありますが、結構昔から存在したようです。
リモートIDとは?
リモートIDとは、自動車でいうナンバープレートのようなのものです。2022年6月の航空法改正によって100g以上のドローンはリモートIDを付けると共に機体登録が必須となりました。
なぜ機体登録が必要になったかというと
ドローン人口が増えると共に事故が増えてきた
国が迅速に事故対応できるようにするため
が主な要因です。
リモートIDを外付けすることによって、ドローンの機体がどこを飛行しているかが分かります。
このように、100g以上のドローンを飛行させる場合はリモートIDが必須です。
実際に取り付ける際は両面テープなどの粘着物で固定します。
ドローンのリモートIDが高い理由3つ
ドローンのリモートIDが高い理由は以下の3つです。
リモートID需要が少ない
作っているメーカーが少ない
機器自体のスペックが高い
以下で詳しく解説します。
リモートID需要が少ない
リモートIDの需要が少ないのが機器が高い理由です。なぜなら2022年6月19日までに事前登録した機体についてはリモートIDの外付けを永久に免除するように決まっていたからです。
例えば私が所有しているDJIのドローンMavic Miniは2019年に発売されたものですが、リモートIDを外付けしないと2022年6月20日以降は飛行できません。
しかし、事前登録しておくことでリモートIDが一生涯免除になるので別途リモートIDを買わなくても問題ないです。
このように、リモートIDが免除される方法を知っていた多くの人は事前登録しているため、リモートIDの需要は現実の所少ないです。
あまり知識が無かった人は事前登録していないため、外付けのリモートIDを購入しないと飛行できません。
作っているメーカーが少ない
作っているメーカーが少ないのもリモートIDが高い理由だと考えられます。実際に購入できる商品は2022年8月現在で1社のみです。
他にも日本のドローンメーカーは何社か作っているようですが、市場に出回るのは少々時間がかかりそうです。
このように、リモートIDを作っているメーカーが少ないのがリモートIDの価格を押し上げている理由です。
TEADというメーカーが現在購入できる唯一のリモートIDです。
機器自体が高価
リモートID機器自体の機器自体のスペックが高いため高額と推測されます。なぜなら
国土交通省の機体登録システムDIPSに登録した情報をリモートIDに書き込む機能
リモートIDから機体情報を発信する機能
を小さい部品に埋め込むため製作自体がかなり大変なことです。
このように、リモートID機器自体がスマホやパソコンと同じようにハイスペックなのが高い原因です。
4万円という金額も高いですが納得もできます。
リモートIDが高いので考えた代替案3つ
リモートIDが高い理由は納得したが、やはり高いので他に方法は無いか考えました。
紐を付けて飛ばす
室内のみで飛ばす
新しくドローンを購入する
紐を付けて飛ばす
30m以内の紐をドローンに付けて飛ばすことでドローンにリモートIDを付けずに飛ばすことが可能です。
なぜならリモートID機器搭載免除条件の中に
十分な強度を有する紐など(長さが30mいないのもの)により係留して行う飛行
※係留とはつなぎとめておくことです。
という条件があります。
このように、事故が起きない又は事故が起きても最小限に抑えられる飛行の仕方はリモートIDが免除されます。
他にも「あらかじめ国に届け出て補助者を置く」や警察・海上保安庁が業務のために使う場合は免除されますが、一般的ではないので省略します。
室内のみで飛ばす
ドローンを室内限定にして使うという方法もありますが、室内で使う場合もリモートIDを付けるか30m以内の紐を付けなければなりません。
リモートIDが免除になる機体は100g未満のドローンのみです。
このように、100g以上のドローンを室内のみで飛ばす場合でもリモートIDは必須です。
新しくドローンを購入する
一番現実的な方法がドローンを新しく購入する方法です。なぜなら新しく出たドローンはリモートIDが内蔵されているからです。例えばDJIのドローン
DJI Mini2(2020年発売)
DJI Mini 3 Pro(2022年5月20日発売)
は、リモートIDが機体の内部に内蔵されているため別途リモートIDを付ける必要は無く、機体登録手続きも簡単です。
このように、4万円出してリモートIDを購入するくらいならリモートIDが内蔵されたドローンを購入するのをおすすめします。
【まとめ】
リモートIDが高いのは事実!
以上、リモートIDが高い事実を検証しました。
再度確認です。
DJI Mini 3 ProとFly More Kit Plusを早速購入して新しい世界へ飛び立ちましょう。
あなたのドローンライフが豊かになることを願っています。
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