これからドローンを始めたいと考えている52歳です。
ドローンを飛ばす前には機体登録が必要だと聞きました。
ドローンの機体登録のやり方について教えてください。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事ではドローンの機体登録のやり方について解説します。
記事を見ていただくだけでドローンの機体登録のやり方が分かり,、スムーズにドローンを始めることができます。
私はDJI製ドローンのMiniシリーズを初代から持っており
という状況のアラウンドフォーティーです。
最初に言っておきますが、100g以下のいわゆるトイドローンは機体登録しなくても飛行させられることができます。
しかし、空撮を本格的に始めたい場合はトイドローンではスペック上難しいので、機体登録が必要な100g以上のドローンが必要です。
これからドローンを始める方も、既にドローンを使っている人も、ぜひ参考にしてくださいね。
2022年6月20日から100g以上のドローンは機体登録が必須になりました。
【結論】
ドローン登録のやり方を
7つのステップで解説する!
ドローンの機体登録のやり方は、慣れれば簡単です。
ドローンとは?
ドローンの語源は諸説ありますが、雄バチ(英語でdrone)からきていると言われています。
なぜかというとハチの飛ぶ音がプロペラが回る音に似ているからだそうです。
航空機を無人で遠隔操作する試みは1930年代から始まったとされており、英国で初めて作られたドローンはQueen Beeと命名されました。
その後、米国でも1940年に製作され、英国のQueen Bee(女王蜂)に敬意を表し、ドローン(雄蜂)と命名した歴史があります。
このように、ドローンの由来は諸説ありますが、結構昔から存在したようです。
DJI Mini 3 Proとは?
今回の機体登録するドローンはDJI Mini 3 Proです。DJI Mini 3 Proはドローン世界シェア70%を誇る中国のメーカーDJIの製品。
2022年5月20日に発売されたMiniシリーズ3代目である新型ドローンです。
プロポ(送信機)に初めて画面が付いたことでスマホやタブレットを準備する手間が減り
飛行までの手順が格段に減りました。
DJIとは?
DJIの正式名称は「Da-Jiang Innovations Science and Technology Co., Ltd.」です。中国 広東省 深圳(シンセン)に本社を構える会社。
DJIはドローンの世界シェア70%を超えると言われています。
ドローンの他にも例えばハンドヘルドと呼ばれる手持ちカメラも取り扱っています。
このようにDJIは世界シェア率70%を超える大企業なので安心してドローンを購入できます。
機体登録が必要なドローン
機体登録が必要なドローンは以下の通りです。
重量が100g以上のドローン
ここでいう100g以上というのは機体+バッテリーの重さです。例えばプロペラガードなどの取り外しできるものは含みません。
DJI Mini 3 Proは機体重量が250gくらいあるので機体登録が必要です。
このように、機体登録が必要なドローンは100g以上と法律で決められています。
2022年6月20日から規制の対象が200g→100gに変更され、厳しくなりました。
これによりトイドローン(おもちゃのドローン)を除くほとんどのドローンが機体登録の対象になりました。
ドローンに
機体登録が必要な理由3つ
ドローンに機体登録が必要な理由は以下の通りです。
無人航空機の利活用が広がってきた
事故や無許可で飛行させるといった事案が多い
機体の所有者を特定し、安全上必要な対策を講じることができるようにするため
このように、ドローンが始まったころに比べ、利用者が格段に増えてきたことが要因です。
空の安全を考慮して政府も考えました。
ドローンの機体登録に
必要なもの4つ
ドローンの機体登録に必要なものは下記の通りです。
機体の情報
所有者の情報
リモートID(2022年6月以降に発売された機体はリモートIDが内蔵されている)
マイナンバーカードなどの本人確認書類
登録費用(クレジットカードなどで支払い)
以下で詳しく解説します。
機体の情報
登録する際にドローンの機体情報が必要になります。主に
製造者名(DJIなど)
型式名(DJI Mini 3 Proなど)
機体の種類(最初からマルチコプターが選択してある)
製造番号(機体や外箱に記載あり)
が必要です。前もって準備しておくとスムーズです。
製造番号はDJI Mini 3 Proの場合、以下で確認できます。
所有者の情報
ドローンを機体登録する際に所有者の情報が必要になります。なぜなら機体の所有者を把握するように決まっているからです。
メールアドレスや住所氏名など基本的な情報が必要です。
このように、ドローンの機体登録には所有者の情報が必須です。
リモートID
内蔵型リモートIDに対応していない場合は外付けのリモートIDが必要になります。しかし、外付けのリモートIDが手に入りにくく、購入できても約40000円~と非常に高価です。
外付けリモートIDは付ける場所も考えなければならないし、飛行が不安定になるなどのデメリットもあります。
このように、どうしても思い入れのあるドローンを使いたいなら別ですが、そうでなければ内蔵型のドローンを新しく購入することをおすすめします。
今回手続きするDJI Mini 3 Proは内蔵型なので別途用意しなくても良いです。
マイナンバーカードなどの本人確認書類
機体登録に本人確認書類が必須です。運転免許証やパスポートでも登録は可能ですが、マイナンバーカードでの登録が一番費用が安くておすすめです。
マイナンバーカードの場合はリーダーが必要なので併せて準備しましょう。スマホで読み取りできればスマホでも可能です。
登録費用の支払い(クレジットカードなど)
登録費用が1台あたり900円~かかります。クレジットカードでの支払いが一番簡単でおすすめですが、インターネットバンキングやATMでの支払いも可能です。
1機目 | 2機目以降 | |
---|---|---|
オンライン申請 マイナンバー カード | 900円 | 890円 |
オンライン申請 運転免許証など | 1450円 | 1050円 |
紙媒体による 申請 | 2400円 | 2000円 |
オンライン申請
マイナンバーカード
クレジットカード
の組み合わせが一番簡単で安いです。
ドローン登録のやり方を
7つのステップで解説する
ドローン登録のやり方は以下の通りです。
ドローン登録システム(DIPS)のアカウントを取得
DIPSにログイン
機体情報の入力
所有者などの情報を入力
マイナンバー情報の承認
登録費用の支払い
ドローンでDIPSの登録情報を機体にインポート(リモートID内臓型ドローンのみ)
登録記号を機体に表示する
ドローン登録システム(DIPS)のアカウントを取得
まずはDIPSのページからアカウントを取得します。
情報が転記されるので確認しましょう。
例えば旧字体などで本来の氏名と漢字が
違う場合でも問題はありません。
気にせず先に進みましょう。
アカウント開設は以上です。
トップ画面へ戻り
ログインしましょう。
所有者情報を入力
ログインしたら所有者情報を入力していきます。
下へスクロール
機体の情報を入力
↑間違いないか確認してスクロール
↑間違いないか確認してスクロール
マイナンバー情報を承認する
登録費用の支払い手続き
↑支払い方法による金額の違いは無いです
以下はクレジットカード払いで解説します
↑スクロールしてクレジットカード払いへ
↑クレジットカード情報を入力します
↑最終確認後、支払うを選択
↑再度申請状況確認を選択
↑手続き完了になっていればOKです。
ドローンの登録情報を機体にインポート(リモートIDを外付けする)
続いてDIPSと機体を連携します。意外と忘れがちなので注意しましょう。内蔵型を選択してないと連携できませんので確認しましょう。
リモートIDが内蔵されていない機種は外付けのリモートIDを機体に装着します。
↑機体での操作をしないと
未書込になっています
書き込みの操作を以下で説明します
↑DJI Mini 3 Proを起動して画面右上の
設定タップ→安全タブをタップ
↑しばらく待ちます
↑完了です
↑インポート済みになっています
↑再度確認したら
書込済みになっていました。
これで完了です。
登録記号を機体に表示する
↑登録記号は
システムログイン
機体情報の確認で
確認可能です
↑見えやすい位置に表示する
最後に登録記号を機体に表示させます。こちらも意外と忘れがちなので注意しましょう。登録記号の表示方法も細かく決まっており、
25Kg以上の機体は25mm以上の高さの文字サイズで表示する
25Kg未満の機体は3mm以上の高さの文字サイズで表示する
となっています。また、登録記号は
外部から確認しやすい箇所に
容易に取り外し出来ない方法で
耐久性のある鮮明な方法で
表示することが決められています。
このように、機体への登録記号表示は義務です。
記号表示するならテプラがおすすめです。
【まとめ】
ドローン登録のやり方は簡単!
以上、ドローン登録のやり方について解説しました。
再度確認です。
ドローンを機体登録して新しい世界へ飛び立ちましょう。
あなたのドローンライフが豊かになることを願っています。
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